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花と葉



あなたが
真っ赤に咲き誇る
一輪の花ならば

私は
その下にひっそりと佇む
一枚の葉っぱになろう



なぜなら



私がいないと
あなたは生きていけないから


ではなく


少しでもあなたの力になって
あなたを支え続けたいから


そして


私一人がいなくなっても
周りに支えられて
あなたに咲き続けてほしいから







その花は
いつ
どこで散る?



あなたはそんなことには目もくれずに
今日も燦々と咲き誇る


しかし


私は
花びらの紅が褪せていくのを
知っている

あなたが先に往くのを
知っている



その日が来るまで



涙という名の
雫をたらさず
待っていよう

恐れずに
待っていよう



もう二度と
同じ花が咲くことはないと分かっていても

もう二度と
逢えなくなると分かっていても




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ある人が作った詩です。
大学構内の青々とした緑とは対照的ですが、
今の時期にまさにハマっていると思います。

by jasricht | 2005-05-11 13:28 | その他  

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