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12月18日東京大会 







悔しい。






悔しいなんて思いたくなくて
3セット25点目が入ったと同時に
会場を去った

ヒーローインタビューも聞かなくていいし
応援していたチームの選手の落ち込む姿も見なくて済む
少しでも
想いが軽くなれば

なのに

電車のスピードが加速していくほど
悔しさは強まるばかり



あんな試合を見に行ったわけじゃない
という怒りと

本当に何もしてあげれないんだ自分は
見ているだけしか
という不甲斐無さが

自分を追い込む



たまには負けてもいいかなと
一瞬思ったけれど
誕生日だっただけに
勝って欲しい気持ちは
他の日よりも一層強かった



こんな自分は勝手
こんな自分は勝手









N対サントはNの圧勝。
序盤サントが引き離すも中盤には追いつかれ、終盤に逆転されるという画が頭から焼きついて離れない。
サイドの交代が何度もありましたが、誰が打っても決まらない歯痒さは全日本とダブって見えた。
要所要所でブロックに捕まってしまう虚しさも同じ。
時間差を引っ掛けたりなんかする自滅の多さには苛立ちを覚えた。

分岐点は1セット目。
公式練習のときから流れ気味にスパイクをしていたベイベーに一抹の不安を感じたけれど、試合が始まってからサーブもいい感じでスパイクも飛ばしてますよこの人。
でも体が流れてってますよ。怖いよ。それじゃ腕の力がほとんどになっちゃうよ。

そしてタイムアウト明け?
ベイベーがラインズマンのジャッジに腹を立てた。ものっそ怒ってた。そのラインズマンに直訴してた。私から見えたのが後頭部でよかった。
そしてやっくんと交代。
ここからリズムが狂っていった。

ドンは見るからにお疲れで飛べてもないし狙いすぎのアウトもしばしば。バシコーン決めていたのは、覚えている限りやっくん1本、ジョエルは2本。上田さんが途中入って盛り上げようとするもチーム自体が決まらない。決まっていたのはセンター陣ぐらいなのだが、それもまた捕まりだす。

もう術はない。

完全にいいところをNのペースにもっていかれて3セット目まで行ってしまったな、というのが最終的な感想。
個人的に言えば、サントはいくらでも勝つことができた。しかし勝つ気がなかったのかは知らないけれど(当然あったろうが)、勝つ気配が感じられなかった。
気配とは大事なもので、試合をしている当事者には分からない第三者だけが感じ取れるものだと思う。
どれだけ勝とうとあらがっても、気配のないチームは当然のように結果は降りかかる。
それが昨日の試合だった。

戦術は既に知られているのだから、早急に戦略を練らねばいけない。

3セット目にこっちを見ていた気がするが、それは気のせい気のせい。

***  ***

第1試合目JT-東レ。
1セット目は自由席でどんなもんか全体を見ていた。
あと観客。
団席もアリーナサイドも逆ベンチ側はもこもこに埋まってグラチャンで結構増えたな!と思っていたけど、その反対はぜんぜんスーパーじゃないスーパーシートになっていたし、スタンドも団席の反対側はぼちぼち。
しかし客層が(勝手に)予想していた女子中高生の増加に反して、30~60代の中高年が増えていた。おばちゃんおじちゃんが増えてました。
なるほど。金銭的にも時間的にも余裕があるし、チーム名も企業の名前が入っているから分かりやすいんだろうな。タバコ好きな人はJTとかお酒好きな人はサントリーとか(笑)他にも取引先の企業でチケット割引したりして入らないよりは一人でも入ったほうがいいという。ここにアプローチしてけばいいのかなんて無駄な分析をしてみたり。

2セット目からはアリーナに行ってアリーナならどこでもよかったのでエンドの一番はじっこで見てました。
高杉さん・・・(ハート)!
なわけできょん吉と交代するまではろくに試合見てませんでした(どんだけ高杉さんに夢中ねん)(だって年内最後。拝んどこ)
でも調子は良くはなかった。
マッチーがボールガールに手を上げてジェントルマン。

この試合を象徴していたのが5セット目。
『ガードナーに上げときゃ決まる』でJTリード(たぶん)。
しかし阿部ちゃんのブロックやツーアタック(ていうかバリバリアタックだなあれは)などで勢いに乗った東レは追いつき、そのまま逆転。
タイムアウトで流れを変えたJTも追いついた。

すごいのはここから。

14-14でウテナさん(?)に代わってオノケンワンブロ投入。
越谷さん(だったと思うけど)がレシーブが悪くて開いてしまったトスを打つも、3枚ブロックでシャット!
しかもシャットしたのがオノケン!
喜びのあまりオノケンも笑ってた!
次の試合のためにスタンバイしていたNの浅倉さんが「すげ!」

14-15。
ここもたぶん越谷さんが打つも拾われてラリーに。
ラリーの末、加藤さんにトスが上がるもアンテナの外側だったんですね。
「あーやべー」と浅倉さんがこぼした(ていうかしゃべりすぎ(笑))のですが、そこを巧くブロックの左腕に力強く当ててワンタッチを奪い、ボールははるかコートの外へ。

笠原さんが3連続で打つもJTの粘りのレシーブで決められず、最後に上げて決めたのも加藤さん。
4往復ぐらいした長いラリーでも、決めたのは加藤さん。
加藤さんは本数は少なかったですけど、決めて欲しいところではほとんど加藤さんに上がって、そして決める。
そのどのスパイクのテンポも周りとはひとつ違っていた。

“勝ちたい”が“勝った”になったその瞬間、JTベンチは優勝したかのように全員が両手を上げ皆で喜び抱き合う。
まるでWLの連敗脱出したときのようでもありました。

苦しかっただろうなぁ。
辛かっただろうなぁ。

二敗がいない罠。
これからどういう戦いを見せてくれるのだろうか。

私の所持金は12の2乗。

by jasricht | 2005-12-19 15:11 | スポーツ  

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