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みんなすごい楽しそうにバレーやってる・・・

とワールドグランプリで戦ってる女子選手を見て感じました。

でもみんなすごいやせたよなぁ。えりかちゃんも竹下さんも加奈ちゃんも・・・
それだけきつい厳しい練習があってこその結果なんだろうし、それを試合で実践できるだけの力になっているってとこが凄いと思います。

落合さんの韓国戦後のインタビューでの涙がすごいすごい感動しました。
カオル姫をレフトに置くのはいつ頃の見通しになるだろうか。



んで男子のワールドリーグに戻るわけですが。

WLが始まる前の私の所感です。
見直したら、半分合ってて半分間違っているような。

1勝11敗。
ひどいなこりゃ。去年よりひどい。去年取れてた試合が今年取れなくなってる。ってことは今まで何をしてきたんだか全く。経験の蓄積はどこへ行ったんだ。進化も何もありゃしない。土台も何もありゃしない。
と端から見ればいくらでもバッシングできる結果と内容になってしまいました。

この1勝は自らがもぎとったものであるにせよ、ワールドリーグを通して見ると実力とは言い難く、セルモンが戦闘モードに入ってなかっただけで運良く取らせてもらった勝利、いわば“頂き物の勝利”である感が否めない。

世界が高すぎなのか、日本が低すぎなのか。
  ---日本が低すぎに決まってる。

1敗で学ぶことよりも1勝で学ぶことの方が明らかに大きいはずだ。
今は「どうして勝てないのか」を探っている時期ではない。勝てる土台を積み重ねていなければならない時期ではないか。本気で2年後のオリンピックに行こうとしているならば。

個人を責め立てる気はないし、個人個人の戦う意識がないとは言わない。
ただ、気迫が希薄。

私はいろんなスポーツを経験しその中でたくさんの戦う人間を見てきたわけだが、戦う時の人間とは、こう、ある種の人間離れしたものを持っていると思う。
テレビ中継で「この選手は人間離れした技を持っています!」とよくアナウンサーが叫び気味に話しているのを耳にする。これはスポーツ選手にとって最上級の褒め言葉だと私は思う。
一つの目的のために集中し研ぎ澄まされた先の自分は、人間でなどいられない。
誰もがなれるわけでない、人間を越えた一つの生物なのだ。

そのようなスポーツ選手を挙げればきりがないが、去年の男子バレーでもあったじゃないか。
しかし、今回のワールドリーグでは見られなかった。なぜ?

今の全日本男子には、ないものがありすぎる。
皮肉なことに“勝たなければいけない試合に勝てないチーム”を再度証明してしまった。
こんなに辛い経験もそうないことだ、と希望を持ち合わせるだけの度量は私にはまだない。

私は客観的に見ていることだけしかできないけれど、心から応援している。
具体的なことは何一ついえないけれど、心から祈っている。
そして祈るだけしかできない自分がとても歯痒い。
夢で終わらせたくないのは私も一緒だ。

by jasricht | 2006-08-21 11:29 | スポーツ  

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